ちょっぺこ日記

日々雑感や本の感想、息子の不登校のこと、自分の病気のこと(癌やパニック障害とか)等をつぶやいています。

ちょっと滅入っていたけれども。

最近…というか、相変わらず息子の不登校問題に対応してへとへとになっている。

昨日も適応指導教室に行くと言っていたのに、時間になったら急に気持ち悪いと言い出す息子。

「無理しなくてもいいんだよ」と言うのだが、怒り出す。行けと言っても怒り、行かなくてもいいと言っても怒る。毎度のことだけど、疲れちゃいます。

特に昨日は大荒れで、泣き叫ぶ癇癪。物を投げてくるし、叩いてくるし、もう散々。こっちもカッとなりかけていたので、距離を置こうと、「少し向こうの部屋に行ってくる」と伝えると怒り、しばらくするとやってきて、また癇癪。

「あっちに行け!!!」と怒鳴り出すので、じゃあ、あっちに行くよと言うと、それはそれで怒り出す。

もう本当にどうしろというの???

 

結局、昨日は私がもう限界で(←昨日に限りませんが^^;)、家を飛び出た。

元々、心療内科の受診日だったので、一旦、誰もいない実家でぼーっと時間をつぶしてから、病院へ。

まずは約1時間のカウンセリング。最初に今日はひどかったんです、と息子のことを話していると、涙が少し滲んで、涙以上に鼻水がずるずると…。大泣きすると、過呼吸起こすので、私は大泣きはしないんですが(辛いので)、内面は大泣きです。

「大変でしたね」と優しく話を聞いてもらえて、「そういったお子さんの言動で辛いというお母さん多いんですよ」と言ってもらえる。その手の専門家に、同じような悩みで他にも悩んでいる人がいると言ってもらえると、何だか、ぐっと気持ちが楽になりました。

自分だけじゃない。悩んでいるのは自分だけじゃない。

と思えると、どうして楽になるのでしょう。

それから、ペアレントレーニングの講義を続けました。今の息子のこの癇癪に対してどうアプローチしたらいいのか、アドバイスをもらって、次のカウンセリングの日までに試してみましょうと。

好ましくない状況、どう対応したか、結果どうなったか等の記録をつけてくださいと。

うん…。ついつい感情的になってしまう自分ですが、自分は心理学の実験をしているのだと思って、淡々と記録して、トライアンドエラーしていきたい…(そう思わないとやってけないよ)。

 

カウンセリングの後は、心療内科の医師の受診。

こっちは5分程度で状況を話して、お薬をどうしますか?とあっさりしたものです。イライラに加えて、最近、落ち込み、やる気が出ない、ぼーっとしてしまう、鬱々…といった症状が増えましたと話したら、薬を追加されました。漢方薬だけど(まあ、漢方も結局、薬だから肝機能障害とかには気をつけなくちゃいけないけど、依存はないかなと)。

 

 

そんなこんなで1日が終わる。

はあああああ、一体、どうなるのか。考えると、悪い想像しかできないくて、もう考えることにも疲れちゃって、あー、息子が将来、引きこもりニートになる可能性よりも、中東戦争からの第三次世界大戦勃発の方が可能性高いかもしれないと妙な思考になり、もしかしたら未来の自分は「不登校で悩んでいたころが懐かしいわ…平和で幸せだったわね」なんて回想しているかもしれない…と妄想し、そうか、そうか、違った未来から見たら、今は幸せかもしれないと納得するのでした。

 

…納得しているのか? わからない。

最近、アンネ・フランクの伝記(漫画)や『増補 普通のひとびと:ホロコーストと第101警察予備隊』という本を読んだのだけど、そういう時代に比べるとね、息子の不登校は大した問題じゃないのかもしれないね(いやいや、今の私には問題なんだけど)。

 

(『普通の人びと』の感想はまだ別記事で書きたい。結局、戦争という状況に陥れば、どんな人間も虐殺行為を行うってことなんだと思う。だから、状況を作らないことが一番、大事。不穏なご時世だが、どうなるのかな…)。

 

 

 

【映画】「マダム・イン・ニューヨーク」

 

 

観ようと思ったきっかけ

 『セクシー田中さん』という漫画の中で、主人公が落ち込んでる同僚にこのインド映画を紹介している場面があり、気になっていました。

 

今日観た映画の中に似たようなセリフがありました

”恋は要らないの”””欲しいのは尊重されること”

主人公は夫と娘に毎日雑に扱われてすっかり自信をなくした主婦で でも ここではないどこかへ連れ出してほしいわけじゃない

彼女はしっているんですよ。

”自分を助ける最良の人は自分”だって

 

 どんな話なんだろうとずっと気になっていて、ちょうど息子のCDをツタヤオンラインで借りるついでに映画も借りちゃいました。

(脱線しますが、『セクシー田中さん』、とても面白い漫画で続きが出るのを楽しみにしていました。作者の方が亡くなってしまい、とても残念です)

あらすじ

 インドで夫と2人の子どもと暮らす専業主婦のシャシ。朝、早く起きて、朝食を作ったり、家事をしたり、家のために献身的に生活していました。

 ただ、シャシは英語が話せないことがコンプレックス。英語を話すことができる夫や年ごろの娘は、そんなシャシを笑ったり、馬鹿にしたりします。特に娘は、思春期なのか、英語が話せない母親が恥ずかしいのかシャシに辛辣な態度を取ります。

 ある日、ニューヨークに住む姪の結婚式の準備のため、単身ニューヨークへ行くシャシ。でも、英語がほとんど話せず、辛い思いをします。

 そんなとき、4週間で英語が話せるという英会話学校の広告を見て学校に通うことに。様々な国からやってきた仲間たちと英語を学び、上達していくシャシ…。

 

感想

 私も英語が全く話せないので、英語が話せず苦労するシャシの様子に、まるで自分がそこにいるかのようにドキドキ緊張してしまいました。ニューヨークのカフェでうまく注文できず、店員から冷たくあしらわれるところや、一人で英会話学校に行くため地下鉄に乗るところとか、もう見ていてハラハラしました。

 でも、勇気を出して一歩踏み出した主人公が、一生懸命、仲間たちと英語を勉強していく姿は、とっても生き生きしていたのが印象的でした。何か目標をもって頑張ると、人って輝いていくのですね^^。

 それまで、シャシは夫や娘に下に見られていて、自分に自信が持てなかったのだけど、英語が上達するにつれて、自信がついて、ますます魅力的に…(もともと魅力的な女性なんです。美人だし)。

 英会話教室の仲間もよかった。それぞれ違う環境、境遇、民族が違っても、同じ教室で時間を共有することで仲良くなっていく。そういう仲間ができて、うらやましい。

 途中で、母・妻としての自分、一人の女性としての自分。主婦として母親として前者を優先せざるを得ない状況になっていまって、苦しむシャシに「あー、自分の目標のために行動して!」と強く思ってしまいました。まあ、家族がいるとそれがなかなか難しいのだけどね。

 紆余曲折ありながらも、ラストの結婚式のスピーチは感動しました。

 

 

月曜日、少しだけ登校。

月曜日の朝、学校に行くということで、児童玄関まで送ってきました。

他の子どもがいると嫌だというので、学校に行く日は、皆が登校する前の早い時間帯に行っています。

今朝もまだ誰もいない児童玄関。

行きたくないという気持ちと戦っているのか、不安なのか、何度もこちらもちらちらと見てきましたが、「いってらっしゃい」と手を振ってその場を後にしました。

 

多分、早い時間に早退だろうなぁ~と思いながら、自宅で掃除しながら待つこと、1時間半ほど…9時頃に担任の先生から電話が入りました。

「今日、少しだけでも来れて頑張ったね、と伝えました」

と担任の先生。ありがとうございます(><)。

 

お迎えに行くと、結構、元気そうでした。

過去と比べると、ですけど。前は青ざめた顔、暗い表情で帰ってきて、えーんと号泣することもあったので。

今日は、「ごめんね、ちょっとしかいれずに」と口にしていましたが、元気そう。よかった。

その後も、少ししかいれなかった、授業を受けられなかった…と自分ができなかったことを口にして、ごめんねごめんねと謝るんだけど、

「ちょっとだけでも行けたじゃん。できたことに注目しようよ」

と何度も伝えて、少しだけ落ち着いた様子でした。

 

「今日、月曜日で、行くのすごく辛かったけど、ちょっとだけ行けたよ。明日も頑張ってみるね」とな。

少しずつ行けるようになるといいね。

(行けなくてもいいとも思っているけど、本人が行きたいと思っているうちは応援したいと思います)。

 

 

海。

今日は朝から地域の公園の草刈り作業をし、その後、午前中は畑に新しく野菜の苗を植えたり、花の苗を植えたりして過ごした。

朝が早かったせいか、昼下がりにはどっと疲れてしまい、ちょっとお昼寝して、そこから近くの海にドライブ。

息子と夫は岩場で生き物を探したり、海に石を投げたりして、楽しんでいた。

 

いい天気で、海はいい風が吹き、心地よかった。癒される~♪

ふと夫が「去年の職場にいたときに、ここで息子と遊んだけれども、そのときは仕事のことが頭から離れなくてリラックスとかいい気持ちなんて思えなかった」という話をした。

今年度から新しい職場に異動になった夫だが、昨年度までは仕事内容も性に合わない、職場の人間関係もよくなかったそう(年下の女性に「おめーらは! 仕事できねーな!!」と言われたとか。こわっ!←その女性のせいでここ数年で3人ほどが精神疾患で休職したらしいが…パワハラ??? そんな人、今の時代にいるんだ…と驚き)。

 

夫は、メンタル強めな人間だと思うのだけど、それでも色々ストレスを感じていたのだなぁ。

 

さて、息子の方は、どうしたのだ?と心配になるほど、朝から草刈りしたり、急に勉強しだしたり、「明日は学校に行く」と言ったり、やたら精力的です。

(……張り切らないとできないってのは、心配なんだけどね。心配している雰囲気は出さずに、「今日は色々頑張ったね♪」とさらりと伝えたのみ)。

 

f:id:Nonapenta:20240414203241j:image
f:id:Nonapenta:20240414203244j:image

チューリップ。

庭のチューリップが咲きました。

プランターにぎっしり球根を植えたので、ちゃんと育つか心配でしたが、気温が高くなるとぐんぐん茎も成長し、見事に咲きました。よかった。

 

f:id:Nonapenta:20240411152629j:image

 

さて、4月。新学期が始まりましたが、息子は相変わらず不登校です。

春休み中は、5年生から頑張ってみると言っていたのですが、やっぱり行けないみたい。

始業式の日は行けず、翌日は頑張ってみると1時間だけ教室に行けましたが早退。それ以降は、行けずです。

今日は行ってみると、昨日から話していて、今朝、自分で身支度して、さあ自宅の玄関から出ようというところで、「無理。行けない」と怒り出してしまいました。

「無理に行かなくてもいいんだよ」と言うと、「そんなこと言わないでよ! 行こうと頑張ってるのに」とキレられました。

「じゃあ、少しだけ行ってみる? もし、途中で帰りたくなったらいつでも連絡くれれば迎えに行けるし」と言うと、「行けないんや!!」とまたキレられました。

 

…一体どうしろと?

 

今年度から小学校内には、教室に居づらい子のための特別な教室が開設されました。非常勤の先生がお一人ずっといてくれます。

これまでは教室で辛くなっても、誰もいない別室で一人でいることが多かったのですが、これからは先生がいる部屋にいられるので、ちょっとは安心かなと息子と話していたのでした。

(人数が多い学校なので、保健室に行っても、面倒見れないと言われてしまっていたので、その特別の教室ができてよかったと思っていたのですが)。

 

始業式の翌日、少しだけ登校した日、息子はそこに行ったようです。先生とも雑談して楽しかったと言っていたので、これなら学校でも何とかなるのかなと思っていたのですが、今朝はその部屋も嫌。先生に話していると、他の小さい子が割り込んでくるから嫌、だから行かないと言い出しました。

「そのことをお母さんから先生に言ってよ」とねちねちと言い続けます。

言ったところでどうなるというのだろう。他の子どもが話しかけてくるのは仕方ないことだろうし、もし本当に嫌ならその場で先生に相談すればいいのに…と思いましたが。

 

とにかく、何かしら嫌なこと、些細な不安、ちょっとしたことを理由にして、延々と文句を言うので、聞いているこちらも堪えます。疲れてしまう。

しかも、感情的に怒って、泣いて、癇癪起こして言ってくるので、もう本当に勘弁してほしい、こっちが泣きたい…(今日はこっちも泣いてしまいました。もう耐えられない)。

 

息子が辛いのはわかります(…いや、わかってないのかな。よくわかりません。何がそんなにつらいのでしょう? 特別に配慮してもらい、別室にも行けるし、学校の先生は優しいし、親も無理に学校に行かせているわけでもないし…。一体、何が嫌で何が不安なのでしょう?? 不安から怖くなって癇癪起こしているのだろうと想像はできますけど、じゃあ、どうしろと? 私に何をしろというのだ、とこっちも悲しいやらイライラするやら、感情のやり場がありません)。

 

とにかく、今日はもう駄目! 家出してしまいました(私が)。

 

実家の親に連絡したら、父親(息子の祖父)が息子を迎えに行ってくれたそうです。少し実家で預かると。

息子がいなくなった自宅に帰ってきて、そこから、ぼーーーーっとしてました。何をするでもなく、ぼーっと。何もやる気が起こらないし、泣いて鼻水ずるずるになったせいか頭痛はひどいし…。

 

そして、気を紛らわせるためにブログを書いています。

気持ちをぶちまけると少し楽になるような気もします。

 

さて、これからどうしようかな…。

もう私の手には負えんよ(前から思ってるけど)。

適応指導教室の先生に相談してみようかな。

 

 

『カウンセラーはこんなセルフケアをやってきた』伊藤絵美

図書館で借りてきた本。

カウンセラーをしている著者の伊藤絵美氏の実体験に基づくセルフケアが綴ってありました。

面白かったのは、筆者の個人的な経歴や体験が赤裸々に描かれていたこと。

カウンセラーで、大学院も行っていて、立派な人なのだろうなぁと思って読み進めていくと、自分は多動やギャンブル依存や万引きしたこともあります、小さいころは家庭内で両親の不和、母親から依存されていた等々、個人的なエピソードがありのまま書いてあって、驚きました。

そして、自分の体験ではこういうカウンセリングの手法を使って、違った見方ができるようになったという話が参考になりました。

 

 

恐怖の毛虫大量発生!

昨日、キッチンで息子とバナナケーキを作っていました。

ホットケーキミックスと卵だけでできる簡単なレシピがあり、まぜまぜして、オーブンへ。

 

「うまくできるかなぁ」

「しばらくかかるね」

 

ほのぼのとまったりと過ごしていると、息子が冷蔵庫の上にある神棚を指差して、ぎゃー!と声を上げました。

 

え、何? 

 

よく見ると、ひー!!

サカキに大量の毛虫がついてる!

小さい4ミリくらいのが何百匹と。

しかも、謎の糸を出してて、糸を下にさげて、冷蔵庫に降りて、そこからキッチンの戸棚やら台の上にやってきてるじゃないか!

 

(そういえばさっき一匹、いた! 毛虫だと気づかず、なんか虫いる…とティッシュでつぶして捨てたけど!)

 

「ぎゃあああ!」

「きゃあああああ、おえー、誰かー!!」

 

2人で右往左往して、しかし、何とかするのは自分達しかいないと腹を括り、ビニール手袋はめて、踏み台に乗り、とりあえずアルコールスプレーをまきまくる。

 

毛虫はアルコールにやられて、少し動かなくなった。

そのすきにサカキを取って、すかさずゴミ袋へ!

すぐさま袋の口を縛って、と、とりあえず、元凶の発生源は処理。

 

そこからは、冷蔵庫や壁紙、台の上にいる何十匹かをアルコールで始末し、雑巾で拭いたり、掃除機で吸ったり……

 

生きた心地がしませんでした(^◇^;)。

息子もギャーギャー言いながらも一緒に駆除してくれて、頼もしかった…。

 

 

夜、帰宅したら夫に更に入念に掃除してもらい…何とか事なきを得ました……

 

(しかし、翌日の今日も5匹くらい生き残りを発見しましたけれども……)

 

 

はあ、怖かったー。

 

サカキ、飾るのやめようかな。

プラスチックサカキにしようか。