ちょっぺこ日記

日々雑感や本の感想などを綴ります。

読書

【太宰治】文化とは、優しさとは何か?(書簡本文から)

以前、NHK「知恵泉」の太宰治特集に関する記事を書きました。 太宰が親戚の子どもに語った「学問がある人が教養人ではない。ひとのつらさに敏感な人を本当の教養人という」という言葉に深く共感したことなどをまとめた記事です。 番組の中で、安藤宏教授が、…

【読書】「村上さんのところ コンプリート版」

昔、「村上さんのところ」というサイトがあり、村上春樹宛に寄せられた質問に本人が回答するというものがありました。その全ての質問と回答を収録したコンプリート版が『村上さんのところ コンプリート版』です。 あまりにも膨大なデータのため(12万ページ…

読書ノート

実家の机の引き出しから見つけたノート。 読んだ本の中で気になった言葉を書き写したもの。読んでる本からして、多分、大学時代のものだと思う。 本を読むことで、色んなことを考えたり、共感したり、慰められたりすることが多々ある。 記憶力がないので、読…

パニック障害。この気持ち、わかるわかる^^;

パニック障害を患っている著者のコミックエッセイを読んだ。 ちなみに、パニック障害とは、過呼吸、動悸、吐き気、めまいなど様々な症状(人によって異なる)が同時に起こり、もう死ぬんじゃないかという強烈な不安を伴うパニック発作を起こす不安障害の一種…

最近、読んだ本。

『永遠のおでかけ』 益田ミリさんのエッセイです。 叔父さん、そしてお父さんを亡くしたお話が中心。 身近な人を亡くすということ、波のように押し寄せる悲しみ、亡き人との思い出……そんなことが、柔らかにそっと描かれていて、静かに胸に沁みました。 私は…

「わたし、定時で帰ります。」明野帰子

絶対に残業しないがモットーの結衣。しかし、無茶な仕事を振ってくる上司が現れて、巻き込まれていく……。果たして結衣は定時帰宅を貫けるのか!? という感じの話です。働き方改革という世情を反映したお仕事小説でした。 どんなときも定時帰宅する結衣がカ…

また買ってしまった。ずぼらヨガ。

「ずぼらヨガ」を愛読していますが、「も〜っとずぼらヨガ」が発売されたということで、購入。 作者がまた鬱気味(自律神経失調)になり、ヨガや体を動かすことでまた復活したそうです。 作者の不調の具合が、自分によく似ていて、親近感を覚えます(笑)。 …

「駒子さんは出世なんてしたくなかった」碧野圭

図書館で借りてきた本。タイトルに惹かれて、手に取りました(笑)。 42歳、課長の駒子さん。夫は専業主夫で、高校生の息子が一人います。ある日、突然の昇進命令で次長になることに…。夫の仕事再開に息子の学校問題、会社での人間関係やプロジェクトの問題……

【読書】「この世でいちばん大事な「カネ」の話」西原理恵子

先週、図書館で何気なく目に留まり、借りてきた本。 漫画家の西原理恵子氏が、お金についてあれこれ書いている。 赤裸々に幼少期から現在までの人生を語り、貧しさの中で育ったからこそ、シビアにリアルに金がないということがどういうことか、自分の力で稼…

子どもを守ろうとするなら、まず、それを支えているお母さんを…

明橋大二先生の『子育てハッピーアドバイス』を読みました。 子育てハッピーアドバイス 作者: 明橋大二 出版社/メーカー: 1万年堂出版 発売日: 2005/12/01 メディア: 単行本 購入: 18人 クリック: 119回 この商品を含むブログ (133件) を見る 昔、明橋先生の…

「会社や仕事につぶされない働き方・休み方」

図書館の新刊コーナーにあったので、思わず手を取った本です。 過労で倒れた経験のある自分には、この本のタイトルに興味を惹かれたので^^;。 過労死にならないために、会社につぶされない、などの表紙の言葉から、過激な内容の本なのかなぁ、こうブラッ…

『ブッタとシッタカブッタ』は面白いよ。

年度末から新年度とばたばたしている内に、図書館で借りた本の返却期限が近づいてきました。再読の本もあるので、ささっと目を通して、今日にでも返してこようっと。 とりあえず2冊ほど、読書記録としてメモしておきます。 『ブッタとシッタカブッタ』小泉…

「ぼくはここにいる」さなともこ

先日、『童話館ぶっくくらぶ』の通信で取り上げられていた「ぼくはここにいる」という児童向けの作品。早速、図書館で借りてきて、読んでみました。 choppeco.hateblo.jp 学校でいじめにあっているボク。もう死にたい…と屋上から飛び降りようとしたとき、「…

「緑の庭で寝ころんで」宮下奈都

福井新聞という地方新聞があるのですが、新聞の月刊情報誌「fu」という冊子のなかで、連載されていた宮下さんのエッセイ4年分を完全収録した作品。 「fu」は毎月、読んでいたのですけれども、一冊の本になったということで、読んでみました。宮下家の3人の…

2月に読んだ本まとめ(読書メーターから引用)

2月に読んだ本を一覧で…。 ほとんど漫画ですね^^;。 2月の読書メーター読んだ本の数:11読んだページ数:2143ナイス数:114何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)の感想刑務官の主人公は、殺人を犯し死刑になるであろう囚人の山井を担当していた。死刑、死、…

「ちはやふる37」末次由紀

ちはやふる最新刊、読みました。 名人・クイーン戦予選、東日本予選・準決勝です。 千早と太一は勝ち進めるのか……。 面白かったです。いよいよ3人が運命の場に集まるんだなぁと感慨深い。 けど、千早達の勝負よりも感動したのは、田丸さんの成長っぷりでし…

「羊と鋼の森」宮下奈都

今月初めに読んだ宮下奈都さんの『羊と鋼の森』。大雪騒動で感想をアップできていなかったなぁと思い、感じたことを簡単にメモっておくことにしました。 (なお、豪雪は多少は落ち着いてきました。除雪した雪で二車線の道路が一車線になっていたり、バスはま…

「人生ドラクエ化マニュアル」を読みました。

エニックスに勤めていた著者による人生をドラクエのようにワクワクドキドキしたものにするのはどうしたらよいか?を理論化したお話。 ドラクエで敵と戦い、冒険して、ボスを倒し、クリアする…ゲームを楽しんでいた我々。自分の人生がそのドラクエ以下なんて…

読書中の本「イノベーション・オブ・ライフ」

現在、読書中の本がこれ、「イノベーション・オブ・ライフ」です。ガンに似た病におかされながらも、教壇に立ったハーバートビジネススクールのクリステンセン教授の最終講義をまとめた本です。仕事(キャリア)、家族等についてどう向き合えばいいのかにつ…

「サラバ!」西加奈子を読みました。

お正月休みに読んだ本、西加奈子「サラバ!」です。 昨年の仕事納めの日の帰り道、買っちゃえ~!と3冊まとめ買いしておいた本です。仕事が休みだったということもあり、面白くて一気に3冊読むことができました。 読み始めると、最初は主人公の歩がイラン…

宮下奈都「神さまたちの遊ぶ庭」

昨年末に宮下奈都さんについての記事を書きましたが、そのとき、読んでみたいと思っていたエッセイ「神さまたちの遊ぶ庭」を読みました。 choppeco.hateblo.jp 宮下さんが家族とともに福井市から北海道に引っ越して過ごした1年間を描いたエッセイ。事実は小…

宮下奈都さんもパニック障害なんだ……

地元の作家さんの本でも読もうかなとネット検索していましたら、宮下奈都さんがパニック障害を患っているという記事が……。 え、そうなんだ、と少し驚きました。と同時に何か読んでみようかなと興味が出ました。 以前、一冊だけ小説を読んだことがあったので…

「或阿呆の一生」芥川龍之介

「何の為にこいつも生れて来たのだろう? この娑婆苦の充ち満ちた世界へ。」 実家の本棚にあった新潮文庫の「河童・或阿呆の一生」を取り出して、頁をめくっていると、ある頁の上の端が折ってあった。何か気に入った言葉でもあったのかな、と思いながら、見…

又吉直樹「夜を乗り越える」を読みました。

又吉直樹さんの『夜を乗り越える』という新書を読みました。又吉直樹さんというと『火花』で芥川賞を受賞 した芸人さんということは知っていましたが、『火花』自体は読んだことがありませんでした。ただ、又吉さんも太宰治が好きということを知ったので、何…

太宰治文学は『青春のはしか』❓

実家の本棚にある太宰治全集。 太宰治の作品を初めて読んだのは高校時代。記憶がおぼろげなのだが、確か高校2年生の読書感想文で『人間失格』を読み、3年生で『女生徒』を読んだような気がします。その他の作品も高校時代に読んだような……もう20年も前の…

『凍りのくじら』辻村深月を読み、またしても涙してしまった。

先月、辻村深月さんの『かがみの孤城』という本を読み、感動したという記事を書いたのですが、同じ作家さんの本を他にも読んでみたいなと思い、今回は『凍りのくじら』という本を読みました。 ネットで検索していると、どうも辻村さんの作品は作品同士でリン…

『ナラタージュ』と『センセイの鞄』〜先生との恋愛小説〜

今週のお題「読書の秋」 『ナラタージュ』が映画化されたそうですね。二十代の頃だったか、島本理生さんの原作を読んで、胸がキュンキュンしておりました(笑)。 『ナラタージュ』といえば先生と生徒の恋愛。そこで、今日はこのテーマの作品を2冊紹介したい…

死を意識した若い女性に訪れる変化〜2冊の本を紹介します〜

今週のお題「読書の秋」 自分の寿命が残りわずかと知ったとき、貴女ならどうしますか❓ 今回は、そんな状況に置かれた若い女性を描いた作品を2冊紹介します。(手元にないので、うろ覚えの記憶を元に……σ^_^;)。 『ベロニカは死ぬことにした』パウロ・コエー…

「舞台」西加奈子

西加奈子さんの『舞台』という小説を読みました。自意識過剰な青年・葉太がニューヨークに初めて一人旅。初日に荷物を盗まれてしまうが、恥の意識から助けてと訴えることができず……というあらすじです。 この本を読むきっかけ 下記のいもこさんのブログの記…

「かがみの孤城」辻村深月

久しぶりに読書して泣きました。 今回、読了したのはこの本です。辻村深月さんの『かがみの孤城』。何かで気になって、図書館で大分前に予約していたのですが、2か月ほど待ち、貸出可能になったので、借りてきました。 かがみの孤城 作者: 辻村深月 出版社/…