ちょっぺこ日記

日々雑感や本の感想、息子の不登校のこと、自分の病気のこと(癌やパニック障害とか)等をつぶやいています。

『完全自殺マニュアル』がベストセラーだったんだよな……

f:id:Nonapenta:20171104190644j:image

 昨日までの晴天とはうって変わり、今日は大雨。気温も低く、肌寒い1日でした。

 

 息子も私も風邪気味🤧。

 

 少し鼻がグズグズしたり、咳が出ます。季節の変わり目は風邪をひきやすいから気をつけなきゃいけませんねσ^_^;。

 

 さて、三連休も2日目が終わってしまいました。何だかんだであっという間に終わっていきますね……。

 

今日は 実家にいましたが、本棚を眺めていたら、こんな本が……。

 

f:id:Nonapenta:20171104191010j:image

完全自殺マニュアル

 

完全自殺マニュアル』、私が中学生くらいのときにベストセラーになった本です。本屋で普通に平積みにされていました(その後、18歳未満の購入禁止図書になったようです)。内容は、さまざまな自殺の方法を紹介した本💧。

 

 最近の殺人事件のニュースを見ていたせいか、ふと目に留まりました。

 

 でも、この本……ダークでシュールな内容なんですけど、自殺を推奨してる本ではないんですよね。あとがきまできちんと読むとわかるんですが、自殺なんてしようと思えばいつでもできるんだから、とりあえず生きようぜ、楽に生きていいんだよってメッセージが感じられるわけです。 

 

 こういう本を書こうと思ったもともとの理由は、「自殺はいけない」っていうよく考えたら何の根拠もないことが、非常に純朴に信じられていて、小学校で先生が生徒に「命の大切さ」なんていうテーマで作文を書かせちゃうような状況が普通にあって、自殺する人は心の弱い人なんてことが平然と言われている世の中は、閉塞してて息苦しい。息苦しくて生き苦しい。だからこういう本を流通させて、「イザとなったら死んじゃえばいい」っていう選択肢を作って、閉塞してどん詰まりの世の中に風穴を開けて風通しを良くして、ちょっとは生きやすくしよう、ってのが本当の狙いだ。

 

 もう20年も前の本だから、時代も今とは大分違うのかもしれませんけど、今日、何となく目に留まった本でした。