先日、子どもと『おさるのジョージ』という海外アニメを見ていました。
サルのジョージが黄色い帽子のおじさんと朝食を食べています。ジョージはサルですが、このアニメの中では、ペットというより人間の子どもみたいな感じで描かれています。黄色い帽子のおじさんと一緒に暮らしており、ひとりでお留守番をしたり、買い物もしたりしています……うん、猿というより子どもって感じですね。
さて、朝食のときの話ですが、ジョージは手と足を使って果物やらパンやらたくさん取って頬張っています。
そこに、おじさんが『ジョージ、コショウを取ってくれないか?』とお願いするのですが、ジョージは横着をしたせいで、コショウをこぼして、大きいくしゃみをして、テーブルの上の食事を盛大に床にぶちまけます。
(…あーあ、やっちゃった。大変だなぁ。子どもってこんな感じでご飯やら皿やらひっくり返すことあるよね…あーあ)
私は、その後の片付け大変だろうな、忙しいときにこういうことあるとイラッとしちゃうよなぁ…なんて、我が身に置き換えて、考えてしまったのですが、黄色い帽子のおじさんは、一言、さらりと言いました。
「大丈夫か、ジョージ?」
ただ、普通に、ジョージが大丈夫かどうかだけを聞く言い方でした。わ、やっちまった、あーあ、という落胆の気持ちは一切なし。
……子どもの失敗に対して、こんな風に自然にさりげなく対応できたらいいなぁと思いました。余裕なくて、つい、イライラしちゃうことが多いので尚更(^◇^;)。