1週間が終わりました。月曜から金曜まで5日間、働いだぞー、お疲れ様でした、私。
週5日働いていると大体、体調が悪くなるのですが、今週はまあまあもちました(^ ^)。
周りの同僚のほうが帯状疱疹になった方がいたり、ヘルニアになった方がいたり…と大変そうでした。
健康であることのありがたみをしみじみ感じます。ま、ちょっとした不調は相変わらずですけれども、私にしては(?)概ね元気です。
仕事も……嫌だ嫌だと思ってしまうことは多々ありますけれど、働ける場があるだけありがたいことなのかもしれません。
就職が決まるまで、ああ、もし落ちたら、私の人生どうなるんだろうと不安で不安で仕方がありませんでした。就職できなかったら、生きていけないと思いつめていました。(今思うと大げさかな…でも、当時は、結婚願望が皆無で、一生独身で生きていくだろうなと本気で考えていたので、女一人でも生きていけるよう仕事を得るのは死活問題でした(^_^;))
だから、勉強して勉強して、やっと就職できたとき、ああ、ありがたい、採用してもらえた、定年まで頑張ろう!と思っていました。
その後、張り切りすぎたのか、仕事に忙殺されて、体を壊してしまい、体調が優れない日々を送り続け、…結婚したことで、甘えが出てしまい、ああ、仕事辞めたいなぁと思うことも増えました。
「仕事辞めたいなぁ」
夫にはぼやきまくりますが、
「仕事は辞めない方がいい」
と諭されます。
「何で? まあ、経済的には苦しくなるだろうけどさぁ、何とかなるんじゃないかなぁ…」
とブツブツ言っていると、夫は別に怒るわけでもなく、淡々と正論を話してきます。
「自分のためだよ。のなぺんたのためになる」
多分、夫は仕事はキャリアアップになるとか生活に刺激になるとかいう精神論で言っているのではなく(それも多少はあるかもしれませんが…)、経済的に自立することの重要性を説いているのだと思います。
それは、夫が貧しい家庭で育ったから…。お金がないとどういう苦労があるのか、身をもって知っているからだろうなぁと思います。
…経済的なことを考えると、あ、やっぱり仕事続けようっと考えてしまいます。
でも、矛盾しますが、仮に宝くじで高額当選しても仕事は辞めないかもなぁとも思います。
何で? …わからない。わからないし、仕事していると嫌なことも大変なことも多いし、嫌な奴もいるし、むっちゃ辛いときもある……そうなんだけど、仲良くしてくれる人もいる、互いに愚痴りあいながらも頑張ろうと話せる友人もいる…。
仕事自体は、一つ一つこなしていって、タスクを赤線で一つ一つ消していくのは、割とまあ楽しいときもあります。
(激務の職場だと、そんなことは言ってられず、「ボールを投げながら走れ! そのボールが落ちてくる前に次のボールを投げ続けろ」と新採用のときは上司に言われました。…一つの仕事をやりながら、同時進行で他の仕事も次々やらないと、終わらなかったので…。……あの生活をもう一度する勇気はないな……体を壊してしまったし(^_^;))
……わからないなぁ。私はお金や生活のために、仕事してるつもりですが、それだけじゃない何かもあるのかな。そして、仕事を続けていけるのか自信もないけど、やれるとこまでぼちぼち頑張ろう…と思う気持ちがあるのです。
昔、『働きマン』って漫画を読みました。ドラマ化もされていましたね。主人公はバリバリ働く女性。でも、働いて、疲れていたときに、ふっと、ビルの窓から夜も明るい他のビルを眺めて、呟きます。
「みんな、何のために仕事してるんでしょうね?」
すると、打ち合わせの相手が、真顔で言いました。
「自分のためですよ」
それを聞いた主人公は、ハッとした表情をする…。
(うろ覚えの記憶なので、セリフの言い回しは違うかも。まあ、だいたい、こんな感じの会話です)
何故か、今、漫画のそのシーンが蘇りました。
何のために仕事をするのか?
生活のため、お金のため、家族のため、気の合う仲間がいるから、たまに仕事自体が楽しいから、お客様にありがとうって言われて嬉しくなるから、給料日にイェーイって気持ちになるから、中国産の2倍する国産のニンニクを躊躇しながらも買えるから(何だそれは)、好きなもの買えるから……(あかん、即物的な理由多い(笑))、色々ありますが、全部、ひっくるめて、自分のためなのかもしれません。
だから、もう少し、ぼちぼち頑張ります。体を壊さない程度にね。