私がいつも読んでいるasaさんのブログに、絵本『フレデリック』のことが書かれていました。
この記事を読み、どんな絵本なんだろう?と気になっていたので、先日、図書館に行った際に借りてみました。
図書館の端末で検索して、該当の書架に行くと、ありました。ありました。たくさんの人に読まれてきたのか、年季が入った絵本が。
その横には『スイミー』…懐かしい、小学生の頃、国語の教科書に載っていたお話です。そうか、同じ作者が書いた絵本なのだな。
家に帰り、お父さんと留守番をしていた息子と一緒に早速、『フレデリック』を読んでみました。
みんなが冬支度をする中、一匹だけ働いていないように見えるネズミのフレデリック。彼は、いろやひかりやことばを集めているんだと言い……。
皆が同じことで頑張らなくてもいい、自分にできることをやればいいのかもなぁ。
(『スイミー』も皆と違うことが強みになるという話だったような)。
私は、そんな感想を持ちました。
息子は、……あんまり興味がなさそうでした^^;。
夫は、「これ、食べ物も尽きて、皆が幻覚を見ているんじゃないか?」と夢も希望もないことを言いました。おい。
そして、夕ご飯の時間になり、食器を並べていて、はたと気づきました。
「あ! フレデリックがいる!!」
息子の食器がフレデリックでした。
出産祝いに友人からプレゼントされたもの。
今まで、全然、気づかず、使っていました^^;。
こんな身近にところに『フレデリック』がいたなんて。
原作の絵本を読んでから、この食器が何だか特別のもののように見えてきました。