図書館で借りてきた本、2冊。
うち一冊が『がんばりすぎない休み方』というマインドフルネスの本です。
ぱらぱらと読んで、あとがきでふと目がとまりました。
「現代の女性たちは、みんながんばっている。でも、そのがんばりにみんな苦しんでいるのではないかな?」
これが、本書のきっかけとなるわたしの問いです。
そのがんばりって、「ねばならない」とか、「こうすべき」など、無意識のうちに自分を不自由にしている、これまでの時代の常識やルールから生まれたものではないでしょうか。
例えば、結婚しなければならない、子供を産まなければならない、離婚はすべきでない、子供は立派に育てないといけない、キャリアで成功しなければならない、とか。そんな風にして、みんな、これまでの時代のレールを必死にがんばりながら突っ走っている。
「だって、がんばらないとダメじゃないですか!」そんな声が聞こえてきそうです。
でも、そんながんばっている方にこそわたしはこう言いたいのです。
「うんうん、そうだね、これまでよくがんばってきたね。でも、その先にあなたのほんとうの幸せはあるのかな? そのがんばりはほんとうに必要ながんばりなのかな?」
あとがきのこの文章を読んで、何故かはっとなりました。
何だろう、もやもやしていたことを表現してくれたという感じです。
今、仕事が忙しくて、ああ、終わらない終わらない…と焦っていて(子どものお迎えの関係で残業ができないという状況での仕事…非常に焦ります。残業がしたいわけではありませんが、やろうと思えば残業できるって状況の方が精神的には楽ですよね…)、でも、家事もやらなくては、子どもの世話もしなければ、と「ねばねば」病にかかっているようです。
そんな状態を何とかしたいなぁと思い、マインドフルネスの本を手に取ってみたのですが、「何とかしたい」というのも捉われなのかもしれないですね^^;。
まだマインドフルネスの具体的な方法のページは、読み終えていないのですが、呼吸を意識するとか、歩くときに一歩一歩意識して歩くなど、生活に取り入れやすいものばかりのようです。
1日5分でもいいから取り入れてみようって気持ちになりました^^。
心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス
- 作者: 荻野淳也
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