昨日は夕方から近くの海に釣りに行きました。
誰もいない海岸、まだまだ寒い。
夫と息子が「釣れるかなぁ」と、生き餌を針につけたり(生き餌、ミミズみたな生き物…なんと言ったか…)、シャーっと遠くに重りを飛ばしたりしているのを横目に見ながら、私はぼんやりと夕日が沈んでいくのを見ていました。
少しずつ水平線に沈んでいく夕日。
私は生まれも育ちも日本海側なので、太陽は山からのぼり、海に沈んで行くのがしっくり来ます。太平洋側は逆なんでしょうね。
ぼんやり……寒さに耐えながら、美しい夕日を見て、マインドフルネスでも実践するかと考えていたら、息子に声をかけられました(笑)。
「つれたよー」
餌に食いついていたのは、フグでした^^;。
フグ…は食べられないので、ポイッ。
…こないだの釣りでもフグだけでした。フグって釣りやすいのかな。
そうこうしているうちに、あたりは暗くなってきました。ランタンの灯りを頼りに薄暗い海で釣り。
そして、ふと見上げた空には上弦の三日月、真上にはオリオン座、その右隣にアルデバランが光るおうし座、うしの肩あたりには小さい星の集まり、スバルが肉眼で見える!
オリオン座から左を眺めていたら、北斗七星もくっきり。ということは近くにカシオペア座も……見えました。
「オリオン座や、お母さん、3つ星並んで見えるよ」
息子も見つけたようで、夜空を指差しました。
釣りはフグ1匹という残念な結果でしたが、きれいな星が見られたので、よかった〜。街灯がないだけで、こんなに綺麗に見られるとは。
そうして、寒い海岸を後にし、そっと家路に着きました。