昨日は夫が息子を迎えに行けるというので、私は珍しく残業。
仕事はなんやかんやと重なるもので、通常業務も時間内では難しいかなと思っていた矢先に、これ締め切り来週水曜日までね、という時間がかかるものがやって来たり、苦情対応で急遽外出したり。
毎日、1日何度もやってくる人(クレーマー…とは言いませんけど…)の応対に時間を取られたり。
土日も仕事だな、と思っていたら、残業可ということで、昨日は夜中まで残業。
終わってはいないが、とりあえず土日は出勤しないで済みそうです。
真っ暗な道を歩きながら、はあ…とため息をつく。
仕事なんかやりたくない。
ふとそんな本心がため息とともに出てきます。
…ふと、アリステア・マクラウドという作家の「船」という作品を思い出しました。
本当は文学が好きなんだけど、家族のために漁師として働く父親。母親は漁師の家系の娘で、夫が漁師として働くのを当たり前だと考え、夫の文学好きを嘲笑する。
そんな父親の生き方に対して、息子の「私」は納得できていなかったが、でも、ある事件をきっかけに思う。
自分本位の夢や好きなことを一生追い続ける人生より、ほんとうはしたくないことをして過ごす人生のほうが、はるかに勇敢だと思った。
とね。
別に私の今の生活が勇敢だとは思わないけど、そんなものの見方だってあるとほんの少し慰められる(笑)。
ふう。
とにかく仕事が忙しいと生活や心は荒みがちだな、私の場合は。
(仕事が忙しくても、逆に輝く人もいるから、仕事が忙しいことが悪ではないのでしょうね。あくまで、私にとっては……そうやな、「私にとっては」、皆、それぞれの尺度で生きてる。それだけのことか……と連日やってくるクレーマーもまたその人なりの尺度で生きてるだけかもな。
……勝手にしやがれ💢。あー、ダメだ、まだまだ達観できないよー。面倒くさいと思っちゃう)。