平日5日の仕事が終わった金曜日の夜。
気が緩むのかどっと疲れが出ます。
お疲れ様でした。
とは言え、終わらなかった仕事が脳裏をよぎる。
そして、相変わらず、仕事嫌いだなぁとも思う(^_^;)。
働いて、楽しい、やりがいがある、と思えたらいいのかもしれないが、生憎、私はそうは思えず…
嫌だなぁ、やりたくないなぁ、
なんてネガティブに働くこと十数年…。
毎朝、吐き気がしたり、実際吐くこともある。
精神的なものなのか、ほんとに何か病気なのかはわからないけど。
それでも毎朝、出勤。
意識を変えなきゃ、或いは転職? などとあれこれ考えてきたけれど、結局辞めるに辞められず、今に至ります。
何故なんだろ。
うーん、生活のためかな? 給料日になると、よし、1ヶ月頑張った!と思えるからかな(笑)。
お金が大事、なのかな。
息子が色んな夢を屈託なく語る。見たもの、経験したものをもとに、大工さんになりたい、銭湯の受付の人になりたい、昆虫研究家になりたい、などなど。
私が子どもの頃、私の母は、「将来、経済的に生きていくためには、安定した〇〇か〇〇の職業につかないとあかん」と繰り返し言いました。
ゲームクリエイターがいいな、小説家や漫画家もいいな、車体整備士もいいな、など思いつきを話すと、母は耳に入りもしないか、そんな仕事なれないし、経済的に無理と否定。
別に親のせいにするつもりはありませんが、私は、子どもの頃から不安を抱えるようになりました。将来が不安でした。
結局、なりたいものやりたいこと好きなもの、好きなことが何なのかわからなくて、親が薦めた職業に就きました。そうしないと経済的に生きていけないと思ったから。
結果、確かに経済的には自立できました。(つつましくなら生きていける程度に)
でも…毎日、仕事嫌だなぁと思い、精神疾患にはかかり(まあ、どうも小学生高学年の頃に発症はしていたらしいので、仕事だけが原因ではないのでしょうが)。
大人になり、不安…不安障害に苦しめられてます。
何とも皮肉なものです。不安を煽られたおかげで、不安から勉強を頑張り、就職できた一方で、病気にもなるなんて。
それで思うのは、私は息子の夢を応援したいなと。
どんな職業でも、些細な夢でも、いいね、楽しそうだねと話を聞いてあげたいと。安定した職業じゃないからと難色を示さないように、好きや興味の芽を肯定してあげたい、と。
ふとそんな風に思うんでした。
追記
この年になり、最近はようやくゆるく適当に好きなことを楽しむようにもなりました。
些細な好きも肯定できるようにも。
私はゲームが好き(笑)、歴史が好き(大河ドラマ好き、「麒麟がくる」楽しんでます)、お金が好き(笑)、美味しいクッキーが食べたい(笑)、漫画が好き(鬼滅の刃やら進撃の巨人などの少年漫画も読んでますが、最近、何故か「ダイの大冒険」を読み返してる←古いか?。7SEEDSもまた読みたい…)、読書は好き。
…些細な好き、金にならない好き、将来の役に立たない好き……
…それでもいい、いや、それが大事だったんじゃないかと齢40を前にして、考えるようになりました。
遅い反抗期です(笑)。