ちょっぺこ日記

日々雑感や本の感想、息子の不登校のこと、自分の病気のこと(癌やパニック障害とか)等をつぶやいています。

「わたし、定時で帰ります。」明野帰子

 絶対に残業しないがモットーの結衣。しかし、無茶な仕事を振ってくる上司が現れて、巻き込まれていく……。果たして結衣は定時帰宅を貫けるのか!?

 

 という感じの話です。働き方改革という世情を反映したお仕事小説でした。

 

 どんなときも定時帰宅する結衣がカッコいいです。冒頭から定時5分前に「有給なんて取るべきじゃない」と話しかけてきた同僚をあしらい、定時後に仕事を振ってきた上司に「私はこれ以上、頑張りません」と颯爽と帰宅(笑)。

 

 かといって結衣は仕事をさぼっているわけではなく、時間内に集中して仕上げているわけです。

 

 休まず働くべき。

 仕事は残業してやるのが偉い。

 倒れてでも、死ね気でやれ。

 

 そんな昭和な根性論で働くのが嫌いな結衣に、ほんとほんとと相槌打ちたくなりました。

 でも、残業しないと仕事が終わらない、仕事をしていないと他人に見捨てられるんじゃないかと不安になる…そんな人たちの気持ちもわからなくもない…。

 だから、結衣が言った言葉にじんわり来ました。

 

「定時に帰るは勇気のしるしだよ」

 

 全体的にブラックな働き方、そうなっていく人や集団の心理を、第二次世界大戦❓のインパール作戦を取り上げて、描写するなど、深く掘り下げた内容でした。

 最初はイラストの表紙から軽い読み物かなと思っていたのですが、読み始めると、社会問題を深く洞察して描いた作品だなと思いました。

 

 その働き方、女性の働き方、過労死、社畜といった社会的な問題を乗り越えていくという話と並行して、結衣の恋愛模様も楽しめました。

 

 仕事はどうなるんだろ、結衣の結婚はどうなるんだ、と気になって、一気読みしちゃいました(笑)。

 

(私は、仕事嫌いだ、嫌だー、辞めたいーと常々ぼやいてますが、何だかんだと仕事や働き方について考えてしまう……^^;)

 

 

わたし、定時で帰ります。

わたし、定時で帰ります。

 

 

 

今日のよかった第28回〜川遊び〜

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今日は隣県の小川で川遊びをしました。

 

小川は透き通っていて、とっても綺麗。

木漏れ日の下で聴こえる川のせせらぎ、アブラゼミの鳴き声……。子どもたちの歓声。

 

何だか癒されました。やはり自然の中にいると心が癒されていく気がします。

 

ま、今日も35度くらいあったようなので、あまり外に長居はしない方が良さそうですが(^◇^;)。

 

さて、私が自然パワーに癒されている中、息子は、メダカやヤゴ、サワガニを捕まえて、満足そうににかっと笑っていました。

 

また川遊びして、楽しめるといいなぁ。

 

 

今日のよかった第27回〜暑さで体調イマイチ。でもね〜

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(画像は先月、撮影したヘラクレスオオカブト。記事とあんまり関係なし(笑))。

 

 さて、毎日、暑いですね。本当に暑い。毎日35度超……先日は39度行ったようですが…もうたまりません。

 暑さのせいか、熱中症なのか、それともエアコン病なのか…いずれにせよ、自律神経系がやられてまして、体調がイマイチです。

 吐き気がして、仕事中もトイレでえずいてしまう(><)。

 

 と、何が今日のよかったなの?と思いますが……体調悪くても、今日一日過ごせてよかったな…と思うわけです。体調悪いし、能率悪いし、特別いい出来事があったわけでもありません。

 

 でも、今日という1日を過ごしました。過ごせました。

 

 まあ、体調がイマイチですと、気持ちも落ち込みがちなのですが…(それ以外にも相変わらず職場の人間関係で色々とありますけれども)、でも、落ち込まないぞ!と何故か今日は少し気持ちを上げることができました。

 

 生きていさえすればいいのよ

 

 なんて太宰治の『ヴィヨンの妻』の台詞が脳裏によぎりましたが、そう…体調イマイチな日は(精神イマイチなときも)、生きているだけでよい、それだけでも立派だよ、自分、と思うようにしたいです。

 

 必要以上に、ああ、だから私はダメなんだとか、こんな体調じゃこれから生きていけるかなあ…とかあれこれ考えない!

 

 イマイチだけど、今日という1日過ごせたよね(^。^)。よしよし、よく頑張りました。よかったよかった、今日もよかった。

 

と自分にオッケーだして生きていこうと思うのでした…。

 

(まあ、体調悪い原因と対策は考えなあかんとは思うけどね。できっこないを、やってみるでの! ←ドラマ「チア☆ダン」の福井弁が、ネイティブの自分には違和感ありすぎて、逆に真似したくなる(笑)。福井弁………ブログタイトルの「ちょっぺこ」も実は福井弁)

 

 ほやの! 気持ちだけは落とさずいこっさ!

 

 

 

 

ファンケルのバンブーブラシ

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 ファンケルの化粧水やら雑穀米を注文するついでにブラシも買ってみました。普通サイズと携帯サイズがありましたが、ショートヘアだし、安い携帯サイズを購入。

 

 早速、ブラッシングしてみました。

 いつも使っているプラスチックのブラシより気持ちいい。静電気も起きないし、丈の硬いピンが頭皮を刺激して、良いマッサージになりそうです(^。^)。

 

 (ただ、ピンが取れやすいようなので 「ピンが折れた場合には替えピンをお送りさせていただきます」 と書いてある箱を撮影しておきました)

 

 

 

 

君って呼ぶなー。

夫が息子にちょっと冗談ぽい口調で、

「君は……」

と何かしら話しかけたところ、息子が間髪入れず言いました。

 

「きみって呼ぶなー! 僕は卵じゃない!」

 

 ……あ、そういうことか。君を黄身だと思ったようです(笑)。

 しょうもない一コマでしたが、妙におかしかったので、書き留めておくことにしました。

 

 ダジャレではなく、本気で言ってるのがおかしかった(笑)。

 

また買ってしまった。ずぼらヨガ。

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「ずぼらヨガ」を愛読していますが、「も〜っとずぼらヨガ」が発売されたということで、購入。

 

 作者がまた鬱気味(自律神経失調)になり、ヨガや体を動かすことでまた復活したそうです。

 作者の不調の具合が、自分によく似ていて、親近感を覚えます(笑)。

 

 気軽に始められるヨガのポーズがたくさん載っており、参考になりました。1日1ポーズでもいいからやっていきたいなぁと思います。

 

 今も前回の「ずぼらヨガ」という本を参考にして、ヨガポーズを職場でたまにやっております。人前だと恥ずかしいから、トイレや誰もいない更衣室で(^◇^;)。

 

 うーーんと体を伸ばしたり、ストレッチすると、心なしか体と心が軽くなるような気がします。

 

 両手を天井に向かって広げて、ニカっと笑顔を作ったり……←誰かに見られたら、すっごく恥ずかしいかも。まあ、私の働く所属は女性は私だけなんで、トイレはほぼ個室です(笑)。

 

 デスクワークで体が凝り固まりやすいので、こまめに休憩とストレッチを入れていきたいなぁ。集中してると、ついつい何時間もパソコンに向かってしまうんですが、1時間に5分くらいは休憩入れた方が持ちはいいかもしれませんね。

アンパンマン作者やなせたかし氏の言葉が深い。


アンパンマンの作者やなせたかし氏の本をいくつか読んでみました。

 「手のひらを太陽に」という曲もやなせ氏の作曲なんですってね。知らなかった…。ぼくらはみんな生きている〜♫って歌です。有名ですね。

 その歌詞の1番の中にこんな箇所があります。

 

ぼくらはみんな生きている

生きているから かなしいんだ

 

 そして、2番はこうです。

 

ぼくらはみんな 生きている
生きているから うれしいんだ

 

 やなせ氏によると、まずは悲しみがあるんだと。生きていると、悲しい、辛い、苦しいことがある、と。でも、だからこそ、嬉しい、幸せなことがわかるんだと…。

 だから、歌詞の1番は「生きているからかなしいんだ」で、かなしい思いをしているからこそ、2番では「生きているからうれしいんだ」となるんですって。

 

 そうですね…。そうかもしれないなと思いました。嫌なことがあるから、何が嫌じゃないか、心地よいかがわかりますし…病気になって初めて健康のありがたみを感じることもあります。

 

 同じような意味合いの詩で、いいなぁと思ったのが、以下のもの…。

 

絶望のとなりに

だれかがそっと

腰かけた

絶望は

となりのひとに聞いた

「あなたはいったい

  だれですか?」

となりのひとは

ほほえんだ

「私の名前は

  希望です」

 

幸福がみえるとき

 

幸福は

幸福なひとには

みえません

もしも不幸に

なったなら

そのとき

幸福がみえるはず

 

 うん、いいなぁと。絶望のとなりは希望なんだなと…。パンドラの匣みたいですね(^ ^)。

 

 

 

ちいさなてのひらでも

ちいさなてのひらでも

 

 

やなせたかし (らんぷの本)

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