ちょっぺこ日記

日々雑感や本の感想などを綴ります。

「ちはやふる37」末次由紀

 ちはやふる最新刊、読みました。

 名人・クイーン戦予選、東日本予選・準決勝です。

 千早と太一は勝ち進めるのか……。

 

 面白かったです。いよいよ3人が運命の場に集まるんだなぁと感慨深い。

 

 けど、千早達の勝負よりも感動したのは、田丸さんの成長っぷりでした。

 

だれにも注目されなくて

ほめられないのは変わんないけど

いまはもう

さみしくないよ

 

ああ 私

さみしかったんだ

さみしくなくなって

やっと

相手と戦える

 

 目立ちたい、ほめられたい、自意識過剰な田丸さんが、自然体でかるたを取っている姿に感動しちゃいました。

 

 あと心に響いたのが元クイーン猪熊さんの台詞。

(猪熊さんはクイーンで強かったんだけど、子どもができて、しばらくかるたを休んでいたんですが、千早達と戦い、3人子どもがいても、35歳という若さや感性頼みの才能が薄れしまう年齢でも、もう一度、クイーンを目指すんだと頑張っているママさん選手)。

 

大学とか独身のころの自分っていま考えればこういうスーパーカーに乗っていたようなものよね。燃費も考えずどこまでも速く飛ばして。

いまの私なんかファミリー用の軽自動車だなぁ。

でも きっと……20年経って振り返ったら、いまの35の身体さえスーパーカーに見えると思うの。

もっと走ればよかったと思うにちがいないの。

 

 年齢が近いからかな、この猪熊さんの台詞にもぐっと来るものがありました(^ ^)。