以前、習い事をしていないと話していた息子ですが、今年の春から英語教室に通っています。
2月頃、急に習い事がしたいと言い出した息子。ピアノ、英語、合気道が習いたい、と。周りの影響かな。
それで検討してみましたが、ピアノは住まいが狭い賃貸で置き場所がないから却下(電子ピアノを置く、私の実家のピアノを使う、夫の戸建ての家に引っ越すなど選択肢は無数にありましたけど……そこまでする情熱が親になかった…ごめん。私自身は8歳からピアノを習っていたので、もし息子が今後ピアノにこだわるのならまた検討します…)。
合気道は近場の教室を調べたところ、大人向けばかりで夜の8時からなど…ちょっと幼児には早いかな?と。
で、英語なら幼児向けの教室が近くにある。そして、息子に何で英語を習いたいの?と聞くと、
「ぼくは将来、昆虫研究家になって、外国に虫探しに行くんだ。そこで、虫どこにいますか?って日本語で聞いてもわからないから。英語で話さないとダメでしょ」
と、まあ、何だかやけに立派な回答が返ってきました。(隣で夫がぼそっと探したい昆虫がいる森の現地語は多分…英語じゃないだろうな…とつぶやきましたが、いや、そんな夢のないこと言うなー(笑))。
夫は英語が話せるので、お父さんが教えればいいじゃん!と思わなくもなかったのですが……結局、英語教室に入ることにしました。
教室の方にも、え、お父様が教えればいいのでは?と驚かれましたが、実は私と旦那が息子に学んでほしいなぁというか、経験できたらなぁと期待したのは、英語そのものじゃないのです。
ぶっちゃけ、英語が身につくかどうかはどうでもいいというか二の次で、保育園以外で同じ年頃の子と接する場があるといいかもなぁ、とか、英語の講師の先生も明るく好印象だし息子も楽しめるかなぁ…なんてことを考えたのでした。
そんなわけで、息子は春から英語教室に通っています。
「英語は好きなんだけど、他のお友達と一緒にやるのは好きじゃない…」
と、親の希望通りにはいかないようですが……まあ、好きなら…ぼちぼち細々と続けてくれたらなぁと思います。
…それに、嬉しい誤算がありました。
いえね、息子が教室に行っている50分ほどの時間がね、自分の自由時間〜♬に思いがけずなりまして、もうありがたくってね(笑)。
大体、ぼーっとしてるか本読んでるか(ようやく恩田陸の「蜜蜂と遠雷」読めました。ピアノコンクールの話…音楽を文学で表現してるのがすごい)ですが……滅多にない自分のためのひとり時間がありがたくてありがたくて(T ^ T)。
毎日、仕事、家事、子供の相手……みんな、自分の時間ってありますか? 一人でいられる時間なんて、仕事の昼休みや通勤時間くらいかな……なんだけど、最近、仕事が忙しくて昼休みも仕事してるからなぁ……。
ほんと、ひとりの時間がありがたく感じます。
すみません、そんな意外な喜びがあった息子の習い事です。
あと予想外の結果としては、息子と英語の歌を歌っていたら、夫に言わせると、英語嫌いの私の発音も多少マシになったみたいです(^_^;)。