毎月、子どもに絵本が届く絵本配本サービスを頼んでいます。
色々な会社が同じようなサービスを提供していますが、我が家では『童話館ぶっくくらぶ』に加入しています。
今月、届いた絵本は、『ちいさな木ぼりのおひゃくしょうさん』と『まよなかのだいどころ』でした。息子は、『まよなかのだいどころ』が気に入ったのか、寝る前に何度も読んでいます(男の子が裸になってミルクの中に入っていくのが面白いみたいです:笑)。
- 作者: モーリス・センダック,じんぐうてるお
- 出版社/メーカー: 冨山房
- 発売日: 1982/09/20
- メディア: ハードカバー
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絵本のほかに、保護者向けに『童話館ぶっくくらぶ通信』というお便りも同封されているのですが、この通信が面白いというか、色々考えさせられる内容です。
今月は、『ぼくはここにいる』という本の作家さなともこさんと画家かみやしんさんの対談が掲載されていました。
ひとりになれるってだいじなことなんだよ。ひとりになって見えてくることがある。ひとりになって、自分の限界を知るって大切なんだよ。
だめでないようにがんばれって言うでしょ? でもまずは自分の弱さを認めることから、本当の自信って身についてくるものだと思うんだ。そうやって自分がいかにだめかというのを受け入れた先に、本当の強さがあるのかな。それにさ、必ずしも強くなれなくても、それをごまかしてやっていけたらいいんだよ。ごまかす方法も身につけなきゃいけないけどね。
上記の対談でのかみやさんの言葉に、何だか深く感じ入ってしまいました。
強くなれ!頑張れ!と言われることは多いかもしれませんが、強くなくてもいいよ、ひとりだっていいんだよと言ってくれる、そういう生き方もあるということを肯定してくれる……ように感じたからかな。
さなともこさん、かみやしんさんの絵本『ぼくはここにいる』も読んでみたい!と思いました。
…息子のために申し込んだ『童話館ぶっくくらぶ』ですが、親の私の方が、色々な絵本があるのだなぁと知るきっかけになっているようです^^。