ちょっぺこ日記

日々雑感や本の感想、息子の不登校のこと、自分の病気のこと(癌やパニック障害とか)等をつぶやいています。

うちの中に『フレデリック』を見つける。

 私がいつも読んでいるasaさんのブログに、絵本『フレデリック』のことが書かれていました。

 

asanoomusubi.hatenablog.com

 

 

 この記事を読み、どんな絵本なんだろう?と気になっていたので、先日、図書館に行った際に借りてみました。

 図書館の端末で検索して、該当の書架に行くと、ありました。ありました。たくさんの人に読まれてきたのか、年季が入った絵本が。

 その横には『スイミー』…懐かしい、小学生の頃、国語の教科書に載っていたお話です。そうか、同じ作者が書いた絵本なのだな。

 

 家に帰り、お父さんと留守番をしていた息子と一緒に早速、『フレデリック』を読んでみました。

 

 

 

 みんなが冬支度をする中、一匹だけ働いていないように見えるネズミのフレデリック。彼は、いろやひかりやことばを集めているんだと言い……。

 

 皆が同じことで頑張らなくてもいい、自分にできることをやればいいのかもなぁ。

(『スイミー』も皆と違うことが強みになるという話だったような)。

 

 私は、そんな感想を持ちました。

 息子は、……あんまり興味がなさそうでした^^;。

 夫は、「これ、食べ物も尽きて、皆が幻覚を見ているんじゃないか?」と夢も希望もないことを言いました。おい。

 

 そして、夕ご飯の時間になり、食器を並べていて、はたと気づきました。

「あ! フレデリックがいる!!」

 

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  息子の食器がフレデリックでした。

 出産祝いに友人からプレゼントされたもの。

 今まで、全然、気づかず、使っていました^^;。

 こんな身近にところに『フレデリック』がいたなんて。

 

 原作の絵本を読んでから、この食器が何だか特別のもののように見えてきました。

 

 

フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし

フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし

 

 

スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

 

 

おたふくかぜ?

 夜中に耳が痛いと泣き出した息子。

 よく見ると耳の下が腫れていました。

 痛い、痛いとギャン泣き。

 とりあえず鎮痛剤の座薬を入れて、あやしていると、痛みが引いたのかそのまま寝入っていきました。

 

 でも、朝になっても耳の下が腫れていて、まだ少し痛むとのこと。

 

 おたふくかぜかな? 予防接種は1回してるのだけど……。

 それとも耳の病気?

 

 わからないので、とりあえず小児科に行ってきました。お父さんも一緒がいいと言うので、3人で。

 

 病院でも見た感じではおたふくかどうかはわからず。

 血液検査をすることになりました。

 私達とは離されて処置室で採血。

 待合室にまで叫び声が聞こえてきました。

 

 おかあさん!! おかあさんがいい!!

 

 と泣き叫んでいます……。あああ(泣)。

 

 看護婦さんに連れられて戻ってきたときには、意外とケロっとしていました(^_^;)。

 

 看護婦さんが、冗談混じりに言いました。

 

「1番好きなのはお母さんね。2番目はじいじ、3番目はばあば。お父さんのことは呼んでませんでした(笑)」

 

 お母さんへのリップサービスでしょうが、夫は少しショックを受けた模様(笑)。

 まあ、うちの夫は私と同じ、いやそれ以上に子どもと遊んでるし、仕事のない土日は朝昼晩3食、料理も作ってるし……ええ、母親と同じくらいに家事育児をしてますからね、そりゃあ、ショックでしょう。

 

 まあまあ、男の子はきっとお母さんが一番なんでしょう、きっと(笑)。

(私は小さい頃、お母さんよりお父さんの方が好きだったし……)。

 

 

 検査結果はウイルス性ではなさそうとのこと。

 炎症は起きているので、抗生物質を処方されました。

 おたふくではなさそう?

 

 とりあえず様子を見ることになりました。

 

 今はそんなに痛がっていないので、よかったぁ(^^)。

 

 

あと1日半!!

 カウントダウンが始まりました。

 週末の休みに向けて(笑)。

 

 別に楽しい予定が入ってるわけでもないのですが、とにかく仕事よ、はよ終われ〜と念じてます。

 いや、精一杯、頑張ってます。

 たくさん…終わらない…いや、終わらせる!

 気合いは十分です。

 

 さて、午後の部、ファイッ!! 

 

週の半ば。

 先週、バタバタしていた仕事は何とか終了。

 昨日までは不思議とテキパキこなすことができました。

 

 そして、週の半ば、水曜日。

 

 朝から眠くてだるいです(^_^;)。

 息子も昨日までは珍しく保育園に行きたいと言っていたのに、今朝はやっぱり行きたくない…と駄々をこね、毎度恒例、登園の四苦八苦。

 

 まあ、子どもだって2日頑張ったら疲れるよねぇ。

 と、気楽に考えます。

 

 私も疲れてるー。

 

 なので?家は散らかり放題です(笑)。

 まあ、週1で片付ければいいいいわ、と最近開き直り気味。

 

 実家にいたときは、とりあえずどっかの部屋に(田舎だから10部屋以上あった…三世代同居だとそんなものか)、荷物などを寄せておけば、とりあえず部屋に人を通せるようになりましたが……今は……今は…隠す部屋がないのです。

 

 もう散らかり放題の部屋しかない。

 

 

 う、うん、でも、狭いからやればすぐ片付くよ……ええ。

 

 

 

 

 

 

少し体調不良。

 午前中、夫と息子と一緒にマーラーカオを作りました。

 

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 保育園のおやつに出たらしく、家でも作ろうという話になり……。

 でも、保育園のと違う、と息子には言われちゃいました(^_^;)。

 

 ただの蒸しパンになりました。

 

 

 それから、急にだるさや寒気がして横になっています。何だ?

 息子は夫と動画で映画を観ているよう…。

 

 昨日から外は雪。

 寒さのせいだろうか…この不調は。

 

 それとも明日からの仕事のことを考えて、不安になっているのかもしれないです。

 ギリギリのスケジュールなので、何だかキリキリします。

 

 何で自分はこんなにダメなんだろうな、とうじうじ考えてしまう。

 

 何で自分にはポジティブな言葉をかけてあげられないのかな、とも。

 

 先日、うつ病で休職していた後輩が復帰しました。

 別部署なのですが、様子を見に行き、少し話を。

 

 無理しないで、ゆっくりすればいいんだよ。

 心の病の1ヶ月は外科の病の1日らしいよ。

 3ヶ月の休職なら、骨折してまだ3日しか経ってないってこと。

 仕事に出てきてるだけすごいんだし、椅子に座ってればいいのよ。

 

 などと軽い調子で話してきました。

 

 でも、その人もそうでしょうが、自分自身にはなかなかそう思えないのかもしれません。

 

 少なくとも私は自分にはポジティブなことがあまり言えないのです。

 

 同じように悩んでる人がいたら、こう言えるのに。

 

 大丈夫。何の取り柄がなくても、生きてるだけで十分だよ。生き物は生きてりゃいいのよ。仕事ができるとか、特技があるとか、人と比べて優れているとか、そりゃあ、その方が自信持てるよね。でも、本当の自信ってのは、何にもない、何にも持ってない、あるいは欠けている、劣っている、そんな状態でも、自分を好きでいられるってことだよ。何かができて優れていて自信があるのは当たり前。別に大したことじゃない。何にもなくても自信を持って自分を、自分の人生を、まんざらじゃないと言えること。それが本当の自信だと私は思う。そして、いつもありがとう。こんな私に、おはようとか挨拶してくれて。仕事ではない、そんな些細なあなたの日常の行動に私は勇気と元気をもらっているよ。だから、ありがとう。

 

 

 と、悩んでいる他人には言える…ま、言う機会もないのですが(笑)。

 でも、自分にはなかなか言えない。

 

 そんな仕事をすらすらできないなんてダメだ。迷惑なんじゃない。生きている価値あるの?とダメ出しばかりしてしまいます。

 

 はあ。迷いの中を生きる、決して若くはない中年モラトリアム人間です。

「春にして君を離れ」アガサ・クリスティー

 アガサ・クリスティーの小説を初めて読みました。
 殺人事件もなし、ミステリではなく、どちらかというと純文学に近いテイスト。


 優しい夫、よき子どもに恵まれ、理想の生活に満ち足りていた40代の女性。けれど、自分自身を見つめなおす中で、本当に自身の人生は上手くいっていたのだろうかと考え始めます。そして、彼女がたどり着いた真実は…。


 ページをめくるのがやめられないくらい、面白かったです。読みながら、何だか自分自身の空虚さを突きつけられるような気がしました。
 この作品を読み、引っかかる不安や哀しみや畏れを感じない人は感じないのだろうなぁと思います。

 

安易な考えかたをしてはなりませんよ、ジョーン。手っ取り早いから、苦痛を回避できるからといって、物事に皮相的な判断を加えるのは間違っています。人生は真剣に生きるためにあるので、いい加減なごまかしでお茶を濁してはいけないのです


 主人公の学生時代の先生の言葉が、私にも図星すぎて耳が痛いです。けれど、真実に対峙するのは辛いものだとも思います。


 ラストでの主人公の選択。
 それもまた人生であり、人間の弱さなんだろうなぁ。人のことは言えないので、それを惰弱と断ずることはできないです。ただただ哀しいし、恐ろしいものだと感じるだけ。

 

 あと、胸に残ったのは、主人公とは対照的な生き方をしてきた学生時代の同級生の言葉。今の私はしがみついて変化を嫌って、そのせいなのか、停滞している状態。それがいいのか、悪いのか、まったくわからないのだけど……もっと人生に向き合わないといけないのかなぁとふと感じました。

 

「人間なんて、まあ、そんなものよね。しがみついてた方がいいのに、投げだしちまったり、ほっとけばいいのに、引き受けたり。人生が本当と思えないくらい、美しく感じられて、うっとりしているかと思うと――たちまち地獄の苦しみと惨めさを経験する。物事がうまくいっているときは、そのままの状態がいつまでも続くような気がするけれど、そんなことは長続きしたためしがないんだし。どん底に沈みこんで、もういっぺん浮かびあがって息をつくことなんて、できそうにないと思っていると、そうでもない――人生ってそんなものじゃないの?」


 

 それにしても、クリスティーの小説がかなり面白かったです。ミステリーはあまり興味ないし…と手に取ってこなかったのですが、また何冊か読んでみようかな^^。

 

 

春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 

 

久しぶりの残業。

昨日は久しぶりに残業でした。

いつもは時短なので、4時には退社しているのですが、昨日は仕事が終わらず8時近くまで……。

たまたま夫が休みだったから、助かりました。

 

時間を気にせず、仕事できるのは、ある意味、楽ですが……予算書の細かい数字とにらめっこして疲労困憊……。

(若い頃は毎日10時近くまで残業していた時期もありましたが……もう無理ですね。歳のせいか、体がついてきません)

 

はあ、疲れたーと帰宅すると、夫と息子がお風呂に入っていました。楽しげな声が浴室から聞こえます。

私も入っちゃおうと3人でお風呂。

(追い焚き機能がない賃貸のユニットバスなので、いつも家族3人で一緒にお風呂に入ってます。湯船には2人しか入れないから、うまくローテーションで(笑))

 

お風呂から上がると、息子が「僕が買い物行って作ったんだよ」と。夜ご飯が用意されていました。

(実際には夫が作ったんですが)

 

手巻き寿司を2人は食べたらしいのですが、私にはちらし寿司。

たっぷり食べて、息子と寝室で爆睡。

 

 

 

朝、起きると……洗濯物が放置状態で、部屋も散らかりっぱなし。

まあ、いいや(笑)。幸い今日は近場で研修のため、朝は余裕があるし。

 

それに明日は待ちに待った休みですよ。

いえーい。