AI vs.教科書が読めない子どもたち
夫の本ですが、面白そうなので、読んでみました。
AI技術の進化で今ある職業の大半がなくなり、大量の失業者が出るであろうと予想される将来。
数学者である著者の調査では、中学レベルの教科書を読解する力が育っていないという現状。(大学生を対象にしたテストでは、国立大Sランクの学生しか十分な読解力がない事実が発覚)。
では、どうしたらいいでしょうかということで、筆者は読解力を育てるためのテストを考案するなど、教育の方面にも目を向けているようです。
AIって何? 今の仕事の大半がなくなるって本当? どんな力を身に付けたらいいの?などを考えることができました。
AIと共存する社会で、多くの人々がAIにはできない仕事に従事できるような能力を身につけるための教育の喫緊の最重要課題は、中学校を卒業するまでに、中学校の教科書を読めるようにすることです。世の中には情報は溢れていますから、読解能力と意欲さえあれば、いつでもどんなことでも大抵自分で勉強できます。
ストレスを操るメンタル強化術
ストレスを味方につけるにはどうしたらいいかをポイントを押さえ、わかりやすく書いてあり、さくさく読めました。
記録をとるといい、瞑想がいいなど。よく聞く対策ですが、何故いいのかを根拠やデータをもとに記しており、やってみたくなりました。
今できないことと、未来永劫できないことは違います。
今できないからといって、永遠にできないとは言えません。
勝間式超ロジカル家事
勝間和代さんの家事に関する本です。
家電をフル活用して料理を作ろう、などなど、家事をいかに効率よくこなすかアイデア満載です。
共働きで、仕事に家事に子育てに忙しいと感じているので、何か取り入れられるといいなぁと思いました。
(ほんとは、時短より、時間をかけて家事をしたい、何かをしたいと思っているんですが、現実はそうもいかない…。昔、辻仁成さんのエッセイに、「自分は料理に時間をかけたいからかけている」みたいな話があって、私もそういう丁寧な暮らしにむしろ憧れる。しかし、現実は時短や効率化をしていかないとは回らないんだよなぁ。あー、無情)
しかし、勝間さんのアイデアは確かにいいかも、と思えるものばかり。煮干しで水出し出汁など早速取り入れています(^_^)。