ちょっぺこ日記

日々雑感や本の感想、息子の不登校のこと、自分の病気のこと(癌やパニック障害とか)等をつぶやいています。

女性蔑視発言。

森元総理の発言が波紋を呼んでいますね。

今朝の朝刊にも載っていました。外国からも「黙っていないで!」との声、だとか。

 

私は…こんな風に書くと、だから駄目なんだと怒られてしまうのでしょうが、森元総理の発言に対し、公の場で発言すべき内容ではないなとは思いましたが、そんなに怒りは感じませんでした。

 

勿論、いやいや、それは言っちゃ駄目でしょうとは思いましたし、それは違うんじゃ?とは思いましたが…。

 

実際に女性の多い会議って長引くかなぁ?と自分のこれまでの経験を辿ってみたり。経験だけで言うなら、話が長い長くないは男女差より個人差かなと思います(笑)。話が長い男もいます。

ただ、会議など仕事の場での話の長さには男女差はあまり感じたことはありませんが、休憩時間や昼休みの雑談に関しては確かに女性の方が長いかも…とは思いました。経験で。

 

それは脳の違いなのかな。優劣の問題ではなく、脳の仕組みには男女差はありますものね…。

…男女で脳が違うとか言っても差別だ!と激昂されちゃうのかな…ドキドキ…もう何を話せばオッケーで何が駄目なのかわからない…怖い……と女性の私が感じてる(^_^;)。

(男女差別とかに限らず、私は…強い口調で何かを言われたり、また周りが強い口調で何かを非難してるのを見るだけで、胃が痛くなるくらいグラスハートなのです……中身が正しいかとかは関係なく、強い語調、非難、怒り…とかが側にあると辛い…なんだろ、これ。)

 

 

それにしても男女平等って難しい。

差別は駄目だけど、違いや区別は必要だし…。難しや。

 

 

ふと新人の頃に仕事で年配の男性と会話したときの出来事を思い出しました。

 

「あんた、大学でてるの?」

「はい。大学出てからここに就職しました」

「女に学問は必要ないよ。女は大学なんかいかず、結婚して子ども産んで育ててればいいの。女が大学行くようになるから、少子化が進むんだよ」

 

と真っ向から言われて、唖然としたことがありました。何で答えていいかわからず、黙っていると、側にいた別の男性が言いました。

 

「それを言っちゃいけないですよ。確かにそうかもしれないけど、今は男女平等の世の中なんだから。心の中ではそう思っていても、口に出したらやれ男女差別だ、セクハラだと言われてしまいますよ」

 

なんてことがありました。

私は何も言えませんでした。何か理不尽だなぁと感じつつも黙ってしまいました。

 

それは違うでしょ!と最初の男性に怒ればよかったのか? でも、怒れば相手も怒り、収拾がつかなかったでしょう。

 

自分は正しいのよ!と正義をふりかざすとろくなことはない…気はします。たとえその正義が本当の正義だとしても。(何ごとも本当の正義なんて存在しないとは思いますが…)。

 

じゃあ、どうするといいのかな…

何故、相手がそんな発言をしたのか? 相手の年齢や性別、家族構成、歴史、立場…周りの現状などなど見えないものを想像してみることから始めるといいのかな?

 

そして、何故、私はあの発言に理不尽さを感じたのか?私自身の内面やルーツを探る必要はあったのかもしれません。

多分、例えば男女平等だと主張する多くの人がいますが、その気持ちの濃淡や何故そう思うのか、何故激しく怒る人もいれば、呆れて笑う人もいるのか、反応が違うのか。育った背景、今置かれている背景、そんなものがあるような気がします。

 

 

…丁寧に考えていけるといいな。

カッとなって反撃して終わりだとあんまり意味ない気もするので。

 

 

とか言いつつ、私は明日には考えなくなるかもしれません💧。日々の生活に追われて、考えなくなる……。