図書館で借りてきた本を読んでいます。読書の秋。
・「忘れながら生きる」群ようこ
・「自分らしく生きている人の学びの引き出し術」尾石晴
・「私の生理のしまい方」原あいみ
・「なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない」東畑開人
・「赤と青のガウン」彬子女王
ぱらぱらと斜め読みした本もあるし、割とじっくり読んだ本をあったり、興味を持った本をとりあえず借りてきて読んでいます。
その中で心に残った文章は、カウンセラーの著者が書いた「自分らしく生きている人の学びの引き出し術」の一節。
幸福とは何か。
複雑な現実をできるだけ複雑に生きることである。
この世の中、善悪をすぱっと分けることはできない。同じ一人の人間の中にも、いくつもの面があるし、社会も複雑。自分自身もそう。それを認めて生きていくことが幸福なのだという言葉に、確かにそうかもなぁと思うのでした。
あと、面白かったエッセイが「赤と青のガウン」です。現役皇族の彬子女王様のオックスフォード留学記。リアルなプリンセスの日常が知れて、面白かったです。
イギリス留学中は、ボディガードがつかないらしく、ひとりで行動したのが新鮮だったとか、エリザベス女王にお茶に招かれたとか、博士論文を書くのにものすごく努力された姿とか、皇族というよりか、さばさばした等身大の女性のエッセイで、親近感が湧きました(笑)。