ちょっぺこ日記

日々雑感や本の感想、息子の不登校のこと、自分の病気のこと(癌やパニック障害とか)等をつぶやいています。

岐阜旅行。

息子の病院を受診した後、急遽、思い立って岐阜県に一泊二日の旅行に行ってきました。その前日に、息子が夫と福井駅前でやっていた岐阜を紹介するイベントに行ったのかきっかけで、岐阜行ってみたい、さるぼぼ見たい…と岐阜に興味が出た模様。

 

 

飛騨高山の古い街並みを散策

中部縦貫自動車道がどんどん開通していっていて、福井から岐阜に行きやすくなってきました。とはいっても、大野市から岐阜県を抜けるのはぐねぐねの山道を走るしかないんだけれども、滋賀県、愛知県を経由して岐阜に入るよりは早くつきます(3時間弱で岐阜)。

で、16時頃に飛騨高山に到着。ホテルにチェックインして、荷物を預けてから、飛騨高山の古い街並みまで徒歩で行ってみました。

17時や18時で終了しているお店が多かったですが、観光客はまだそれなりにいました。空いているお土産屋に入ったり、街並みを散策したり、空いていたので逆によかったかも。

 

 

そして、帰り道に高山ラーメンのお店で夕食。

飛騨牛すじ入り高山ラーメンと朴葉味噌(ほおばみそ)の品をいただきました。味噌が焼ける香ばしい匂い。おいしかったです。

 

 

高山グリーンホテルに宿泊

古い街並みから30分くらいだらだらと歩いて、宿泊先の高山グリーンホテルに戻りました。なんだかんだ結構歩いたので、息子は疲れた…とこぼしていました。私も久々にたくさん歩いて疲れが…。

和室で足をごろんと横になり、一休み。←ホテルは洋室もあったんですけど、やっぱり和室が落ち着きます(笑)。THE・昭和って感じでね。自分が子どもの頃の家族旅行を思い出しました。

しばらくすると仲居さんがやってきて、お布団を手際よくお布団をひいてくれました。

 

大浴場で入浴

それから、ホテルの大浴場へGO。1階と地下1階の二か所に大浴場があり、私は地下1階の新しくできたという温泉の方へ行ってきました。

あまり人がおらず、のびのびと大浴場と露天風呂を満喫。

夫と息子は、2か所の浴場両方とも行ったそうです(元気だな……)。

 

匂袋を体験

お風呂上りにラウンジの一角で、匂袋作り体験のコーナーが設けられていたので、やってみました。私と息子は匂袋作り、夫は塗香作り(←夫が塗香を持っているという話をしたら、急遽、メニューにはない塗香作りをすることになりました)。

私と息子は、自分で白檀、桂皮、丁子、龍脳などの香りの原材料を調合して、自分の好みの香りを作っていきました。白檀などのもともとの香り、どれも「あ、この匂い知っている」という懐かしい香り。書道を習っている息子は「これは墨の匂いだ」と匂いを当てていました。

基本的な分量は、私も息子も同じ感じだったのに、不思議なことに、それぞれが調合した匂いを嗅いでみると全然違う! 

そこから、お店の方が更にアレンジしてくれて、息子のは「すっきりした香」、私のは「フルーティーな香」に調合してもらいました。目の前で、いくつかの材料をパパっと足していき、うまい具合の香りを仕上げていく様子が、香道って奥深いなぁと感じました。

出来上がった香りの元は、自分で選んだ袋に入れて完成。

半年くらいは匂いが持つそうです。鞄の中やハンカチの近くに置いておくと、匂いが移り、その移った匂いを楽しむのが日本の香りの楽しみ方なんですって(西洋は、香水を直接肌につける)。


翌日は飛騨大鍾乳洞へ

翌日は、まずは飛騨大鍾乳洞へ行ってきました。

現地には、鍾乳洞とは関係ないんだけど、「すくなの大鍋」というのがあって、『呪術廻戦』に出てくる両面宿儺ゆかりの地だとか。呪いじゃなくて、大昔、大和朝廷の時代にそのあたりの土地を治めていた豪族だそうです。へえ。

 

さて、鍾乳洞ですが、息子は初めての鍾乳洞です。

入口から寒い! 年中12度なんだとか。冷気を感じます。でも、残暑が残る日だったので、涼しくて快適でした。

それに奥に進むにつれて、急な階段があったりと結構、体を動かす場面もあったので、最後の方は暑いくらいでした^^;。

鍾乳洞はライトアップされていて、神秘的な雰囲気。自然ってすごいよねぇ。

 

 

 

 

飛騨クマ牧場

さて、鍾乳洞の次は……行き当たりばったりの旅なので、適当に調べて、飛騨クマ牧場に行くことにしました。

ツキノワグマがいっぱい……ひー。

ちょっと怖い…と思ったんですが、餌を投げると口を大きく開けてパクっと食べていました。

もっと餌をくれーと立ち上がって手を叩いているクマもいれば、寝そべって動かないクマもいました。

(クマに愛着はないのですが……クマは人を襲いますし、私が住んでいる県にもクマはしばしば出没しますからね、変な動物愛護の精神は持ち合わせていないんですけど……でも、何かこうやって高いコンクリートの塀に閉じ込められたクマを見ると、ちょっとかわいそうな気もしました)。

息子は、クマに餌をやれて、喜んでいました。

 

 

新穂高ロープ―ウェイ

最後は、これまた行き当たりばったりで、新穂高ロープ―ウェイに行くことにしました。

当日券が買えたので、さっそく乗車し、山の上の方へGO。

途中の鉄塔の箇所でロープ―ウェイが結構揺れて、怖かったです。息子の方が、平気な顔をしていましたが、後で聞いたら、怖かった・・・・と(笑)。

頂上につくと、飛騨の山々が見えます。

雲が多かったけれども(というか雲の上にいたのだけれども)、雲の合間に山が見えました。

岐阜って山々に囲まれた土地なんですね。どこを見ても山。空気も澄んでいて、気持ちがよかったです。

 

最初、私の体調がいまいちだったのですが、自然にあふれる場所を歩いているうちに、大分調子がよくなりました。鍾乳洞や、山々、そうした自然の力があふれる場所にいると、何故かはわかりませんが、体や心の調子がよくなるのを実感します。何でなんでしょうね…。

……と岐阜を後にし、夜に帰福。

 

翌日…疲れが出てきた^^;

自然に満ちた場所に行って、体調よくなったわーと思っていたけど、翌日、やっぱりちょっと疲れが出てきました。いやぁ、まあ、普段よりもかなり歩きましたからね。車にもずっと乗っていたし。

でも、気持ちはリフレッシュできたし、何より息子が旅行を喜んでくれたので、よかったです。

サルボボが気に入ったようで、小さいサルボボを全色ゲットしていました(笑)。

 

そんなこんなで三連休が終わったのでした。

明日、息子は多分、学校には行かないでしょうけど、まあ、それはそれとして、ちょっとは気晴らしになったのかな。私自身も、ちょっとやけくそで旅行に出かけた部分もあるけど(笑)←本当は休日出勤して仕事を片付ける予定だったのだけど、「もういい! ここのところ、毎週、休日出勤している。この休みは休む!! 明日からやればいいや」と開き直りました^^;。