ちょっぺこ日記

日々雑感や本の感想、息子の不登校のこと、自分の病気のこと(癌やパニック障害とか)等をつぶやいています。

不登校息子。

不登校息子の近況です。

週に2~3回、朝、職員玄関で担任の先生に「おはようございます」と挨拶をして、プリント類をもらって帰っています。

週2回、放課後に学校に行き、30分だけ勉強を教えてもらっています。

大体、そんな感じですね。

 

先日はスクールカウンセリングの付き添いの後、ちょっとしたきっかけで適応指導教室の午後の活動にも一緒に参加してきました。

先月、一度だけ、一人で1時間のみ適応指導教室に行った息子は、もう行きたくないと言っていたのですが、付き添いで一緒に参加した結果は、「楽しかった」とのこと。

それはよかったと思い、翌日も行ってみようかという話になりました。

 

ただ、私は仕事を連続では休めないため、送迎を実家の父にお願いして、私は仕事に。

するとお昼に父から電話がかかってきました。息子がトイレから出てこないと。

「行きたくないのなら、無理に行かせなくてもいいよ」

と私が伝えると(←そもそも楽しければ行けばいいというスタンスでしたので)、父は怒ってしまい、

「親がそうやって甘やかすからあかんのや。厳しくしないから!」

と私を責めてきます(苦笑)。

「ずっと前から、何度も厳しくしたり、色々やったりしても駄目だったんだよ。そんなに言うなら、じいじがやってみたら?」

と伝えました。内心、笑いたい気持ちでした(やれるものならやってみなよ、文句があるなら、口だけじゃなく、行動で自分がやってみなよと思いました)。

 

結果、夕方、私が帰宅すると、息子はひとり。お昼、どうだった?と聞いてみると、

「じいじ、今、行かないと駄目になるぞ、と怒っちゃった。怒って、もう二度と〇〇(実家)には来るなって言って、帰っちゃった」

とのこと。

 

やれやれ……。

 

結局、息子を怒って、そして、その後始末はせずに放置して逃げたのか…

 

あほらしい・・・

 

というのが私の率直な感想でした。放り出せたら楽ですね。

いいですね、正論振りかざして文句言って、そうして息子を思い通りに動かせなかったら、息子が悪いと言って、放置して逃げていく…。

私もそうしたいくらいです(笑)。

 

最近、思うのだけれども、子どもが不登校なのが辛いのではなく、身内や周りが正論振りかざして、責めてくるのが辛いんですよね…。

責めるだけ責めて、言いたいことだけ言って、協力はしないんですよ。お前らが悪いんだって言って、去っていくんですよ。まじうざい(←言葉遣いがよろしくないですね^^;)。

 

ふう。疲れた。

 

不安定な息子の世話したり、仕事をやりくりして付き添ったり、なかなか自分自身の心身状態も不安定です。

(けど、昔、自分自身が鬱状態だった頃よりは、まだマシなのですが)。

 

周りは、このまま不登校が続いたらどうするんだ、将来就職できないぞ、引きこもりになるんじゃ…親が甘いからそうなるんだ、このままじゃダメだ…とあれこれ言ってきます。

 

最近ですがね、疲れちゃったのか、ふと思うのですが…

 

不登校が続いたら何で駄目なんだろう、働かないと何で駄目なんだろう、引きこもりってなんで駄目なんだろう????

 

と、よくわからなくなってきました。

いや、私の中の「常識」、世の中の「常識」の部分では、学校にいくべき、就職すべき、社会と関わるべきという「べきべきべきべき」が警鐘を鳴らすんです。よくわかりませんが、「べき」の鐘がカンカンカンカン鳴ります(笑)。

 

けど、ふっとその合間に、「あれ? 何で駄目なんだろ?」と思考が停止する。

 

答えが…よくわかりません。

生まれていき、生きて、死んでいく中で、タブーなんてあるのかしら…。

 

 

……危険思想?

まあ、……何というか、若いころはそんな哲学的問いを延々と考えていたものです(笑)。←だから、精神病んだのかもしれませんけれども。